|
「I'm proud」(アイム・プラウド)は、日本の女性歌手、華原朋美の3作目のシングル。小室哲哉プロデュースによる楽曲である。 == 解説 == * 前作「I BELIEVE」に続いて、2作連続でミリオンヒットとなり、華原朋美最大のヒット曲となった。 *発売日がB'zの「ミエナイチカラ ~INVISIBLE ONE~/MOVE」と重なったため、初動セールス争いで敗れオリコン1位獲得は逃した。 * TBC(東京ビューティセンター)「the レディ・エステティック」のCMソング。自身も当時のプロデューサー・小室哲哉と共に出演し、“恋よりキレイになれるもの”のキャッチコピーにシンデレラストーリー仕立てのCMが話題を呼んだ。 * 制作にあたって小室が描いたイメージは「風と共に去りぬ」。小室曰く、「数多くの小室作品の中でも5本の指に入る力作」であり、「1st、2ndは手探りでやっていたが、とてつもない速さで自分をどう表現するかという力を身に着け、難しい楽曲を歌うことができるようになった。」と当時語っている。また、「曲自体はデビュー前にある程度出来ていたが、歌詞を完成させるのに凄く時間がかかった」とも語っている。 * 当初、サビフレーズの歌詞「いちごの様に」の果物の部分は“りんご”であったが、華原本人の希望で“いちご”に変更された。 * レコーディングや、ジャケット・PVの撮影はロサンゼルスで行われた。ジャケットはハンティントンビーチで撮影された。ジャケット撮影時、高熱でダウン寸前だったが、根気で乗り切ったと本人が語った。PVは、倉庫街ビル屋上(ヘリコプターを使っての大掛かりなシーン)とスタジオで撮影され、小室も共に出演した。PVとメイキングが収められたシングル・ビデオは、同年3月27日に発売された。 * 記録的なビッグ・セールスとなった1枚目のアルバム『LOVE BRACE』では、シングルの Edit ではカットされたラストのサビをさらに盛り上げる歌詞とメロディーが加わった、全編の version で収録された。 * 発売週に出演した『ミュージックステーション』では、サビ歌詞を間違えて“ラララ~♪”で歌いきり、ハプニングシーンとなった。また、この曲での2回目出演時には、吉野家の牛丼が大好きで“並・玉・つゆだく”で食べていると公言したことから、吉野家に女性客が急増し、“つゆだく”という用語も広く一般に浸透した。 * この曲で、1996年の『第47回NHK紅白歌合戦』に初出場し、小室がピアノ演奏として参加した。 * デビュー10周年を迎えた2005年には、「I BELIEVE 2004」のリメイクに続き、シングル「涙の続き」のカップリングに「I'm proud 2005」を収録した。さらに2013年には、長期活動休止からの復帰第1弾シングルとなった「夢やぶれて -I DREAMED A DREAM-」のカップリングに「I'm proud -2013 Orchestra Ver.-」を収録した。 *冒頭のサビを終えた直後の間奏からAメロにかけて、J.S.バッハ以前の時代に使われていた教会旋法の中からドリア旋法を用いて書かれており、敢えて現代の調性に合わないように見せかけたのち、Bメロで日本のヨナ抜き音階を取りこんでいるなど、高校までの音楽の授業で習うような理論の範疇を超えて作曲されており、手腕の高さが伺える。 * 導入部のサビの後の四つ打ちキック音とその後のベース音は、TMNのアルバム『CLASSIX』の「Human System -Cafe De Paris Mix-」と同じものである。 *オリコンチャートで首位を獲得できなかった作品としては、宇多田ヒカル「Automatic」、THE虎舞竜「ロード」、スピッツ「ロビンソン」、Le Couple「ひだまりの詩」、ブラックビスケッツ「タイミング」、シャ乱Q「ズルい女」に次いで、槇原敬之「もう恋なんてしない」と並ぶ8番目に高い作品となっている。 * 同年のオリコン年間シングルチャートでは、安室奈美恵の「Don't wanna cry」や「Chase the Chance」を抑えて、女性ソロ部門では最大のヒット曲となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「I'm proud」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|